コワーキングスペースのオープン当初から、ご利用いただく皆さまが安心して利用でき、快適に過ごせて、仕事や勉強に集中できる環境づくりは変わらない課題です。
おかげさまで、利用者の皆さまからは
「居心地がいい」
「めちゃくちゃ集中できる」
と嬉しいお声をいただいています。
長時間ご利用いただく方が多くなればなるほど、もっとできることはないかな?と考えるようになり、今回思い切ってレイアウト変更をしました。もちろん感染対策についても継続しています。
机の配置と集中力の関係
ご自宅では壁に向かって座るようにデスクの前の部分を壁にくっつけた配置をしている方が多いのではないでしょうか?
そのほうが余計なものが目に入らず、集中できそうですよね?
ところが、実はデスクの前が壁だと心理的に圧迫感が生じて集中力が落ちやすくなるんだそうです。
また、数年前に京大出身の勉強のプロ(と私が勝手に呼んでる)が教えてくれた理由は、背後を壁にすることで、後ろが気になってソワソワすることがなくなり結果落ち着いて集中できるということでした。実際、やってみたら確かに集中力が上がりました。
そんな経験から、壁向きの配席は避けたいと思うものの、デスクは感染対策の観点からそもそもパネル付き、それでも背中合わせに座っていただくほうが安心かしら?となれば壁向きは避けられない。
せめてもの窓向き!?配置にしていましたが、窓から景色が見られるでもなく・・・
そもそも会話をすることがほぼないので、落ち着きと開放感を優先した配置に変更しました。
全体的に広さも出て、皆さんからも高評価をいただいています。
before
after
自然光を取り込む
これまでは窓向きの席と窓に背を向けた席だったので、あまり自然光を意識することはなかったのですが、窓の位置がデスクの横にくることで自然光が手元を明るく照らしてくれる席もできました。
利き手の反対側から光が差し込むのが理想とされますが、そもそもオフィス内が明るいので手元が影になることはありませんのでご安心ください。
椅子の高さや背もたれの角度も大事
集中するにはデスクと椅子の高さのバランスも重要。人間工学的に最適な椅子の高さはデスクに手を置いたときに肘が90度になるくらいなんだそうですよ。
また、背もたれは軽く後ろに傾く程度が理想だとか。
姿勢がしっくりこないと長くは座っていられないですよね。
オフィスの椅子は高さ調節が可能ですので、デスクに向かってご自身のしっくりとくるポジションを探ってみてくださいね。
集中力を維持するには
人間は集中力を何時間も維持することはできません。
最長で50分くらいと言われています。
なので、休憩をこまめに取ったり、気分転換をすることも大切ですので、お茶を飲んだり甘いものでリフレッシュしてください。
快適な空間をめざして
オフィスには以前から観葉植物を置いていましたが、少しずつその種類や数が増えてきました。
これも快適な空間づくりのため!
でもそれだけでなく、室内に緑があることで生産性や幸福度がアップするそうです。
リフレッシュしたいとき、緑を眺めて疲れを緩和させるのにも良いですよ。
今回の空間づくりのお話しは、コワーキングスペースのご案内もさることながら、リモートワークやテレワークによってご自宅で仕事をする機会が増えたという方はもちろん、日々勉強を頑張る学生の皆さんのお部屋づくりの参考になれば嬉しいです。
それこそ気分転換やお掃除がてらに、おうちのデスク周りをちょっとアレンジしてみてはいかがでしょう?